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【2025/07/08 22:24 】 |
コマツ、中国で首位陥落 油圧ショベルで3年ぶり

中国大手の三一重工、販売攻勢で逆転

 建設機械の代表格、油圧ショベルの世界最大の市場である中国で、コマツ http://www.komatsu.co.jp/ が3年ぶりにシェア首位から陥落した。

 首位に躍り出たのは前年6位から急浮上した中国・長沙に本社を置く,「サニー」ブランドで知られる三一重工。今年1年を占う春節(旧正月)連休明けのかき入れ時を控え、台頭する中国メーカーを日本勢も無視できなくなりつつある。上半期でどこまで挽回できるかが、建機業界の世界勢力図をも左右しかねない。

 コマツが中国で首位を譲るのは韓国・斗山インフラコアの後じんを拝した08年以来。稼働機が増えれば市場動向を占う情報も取りやすくなる。中国で10万台超の稼働機からの情報を営業や生産に反映させる機動力を武器とするコマツにとって、三一の台数増は不気味な存在である。


 中国工程機械工業協会(CCMA)のまとめた2011年の総販売台数は、政府の金融引き締めの影響などもあり17万489台と前年比3.9%にとどまった。11年のシェアは三一重工が11.9%(前年比3.3ポイント上昇)、2位のコマツが11.8%(同2.8ポイント減)で僅差での逆転となった。

 三一重工は頭金ゼロ、支払い条件の大幅緩和で捨て身ともとれる拡販作戦に出た。もともと販売価格は日本大手より2割安い。

 輸出を含む三一重工の11月の販売台数はコマツの1.5倍、12月は2.8倍と年末に急増。年間で2万305台と前年比43.5%伸ばしコマツ(2万151台)をかわした。


◇三一グループ

 三一グループは、上海、北京、瀋陽、昆山、長沙の5カ所に大規模工場を持つ中国最大手の建設機械メーカーである。従業員数は現時点で約6万3000人。海外にも米国、ドイツ、インド、ブラジルの製造工場をはじめ30カ国以上に拠点を有し、110あまりの国と地域に重機製品を輸出している。

 日本にも現地法人「三一日本」を構え、主に製品に使用するエンジンや各種の部品の調達先である日本企業との窓口を担っている。

 三一グループの売上高はこの5年間、うなぎ登りである。2005年に58億元(約725億円)だった売り上げは、06年81億元(約1012億円)になったのを皮切りに勢いを増し、07年135億元(約1687億円)、08年209億元(約2612億円)、09年306億元(3825億円)、そして10年には502億元(6275億円)に達した。その勢いは止まらず、2011年に800億元(約1兆円)を見込んでいる。

 ▼ 上高の推移

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【2012/01/27 17:13 】 | 中国事情 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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