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中国大手の三一重工、販売攻勢で逆転
建設機械の代表格、油圧ショベルの世界最大の市場である中国で、コマツ http://www.komatsu.co.jp/ が3年ぶりにシェア首位から陥落した。 コマツが中国で首位を譲るのは韓国・斗山インフラコアの後じんを拝した08年以来。稼働機が増えれば市場動向を占う情報も取りやすくなる。中国で10万台超の稼働機からの情報を営業や生産に反映させる機動力を武器とするコマツにとって、三一の台数増は不気味な存在である。
三一重工は頭金ゼロ、支払い条件の大幅緩和で捨て身ともとれる拡販作戦に出た。もともと販売価格は日本大手より2割安い。 輸出を含む三一重工の11月の販売台数はコマツの1.5倍、12月は2.8倍と年末に急増。年間で2万305台と前年比43.5%伸ばしコマツ(2万151台)をかわした。
三一グループは、上海、北京、瀋陽、昆山、長沙の5カ所に大規模工場を持つ中国最大手の建設機械メーカーである。従業員数は現時点で約6万3000人。海外にも米国、ドイツ、インド、ブラジルの製造工場をはじめ30カ国以上に拠点を有し、110あまりの国と地域に重機製品を輸出している。 日本にも現地法人「三一日本」を構え、主に製品に使用するエンジンや各種の部品の調達先である日本企業との窓口を担っている。
三一グループの売上高はこの5年間、うなぎ登りである。2005年に58億元(約725億円)だった売り上げは、06年81億元(約1012億円)になったのを皮切りに勢いを増し、07年135億元(約1687億円)、08年209億元(約2612億円)、09年306億元(3825億円)、そして10年には502億元(6275億円)に達した。その勢いは止まらず、2011年に800億元(約1兆円)を見込んでいる。 PR |
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