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愛知県職員が保護の高齢者置き去り
愛知県職員がいったん保護した70代男性を雨の降る深夜の公園に置き去りにした。福祉施策の「谷間」で行政が押しつけ合う形となり、知識や経験の乏しい職員が困惑して場当たり的に対応、現場レベルで隠蔽(いんぺい)を続けるなど、さまざまな課題が浮かび上がった。 ▼愛知県津島市にある愛知県福祉相談センターの職員2人が、70代の男性を保護したあとの対応に困って、男性をセンターの管轄外の名古屋市の公園まで連れて行き、そのまま置き去りにしていた。職員2人の上司も、当初、置き去りの事実を隠すよう指示していた。 1月17日、大治町でキャッシュカードを持たずにATMを操作していた町内に住む70代の男性を警察が保護し、津島市にある県の海部福祉相談センターに引き継いだ。 この時、男性は会話や筆談ができない状態で、センターの50代の男性職員と20代の女性職員の2人が、上司にあたる50代の課長補佐級の職員にも相談しながら、男性の宿泊先を探すなどしたが、受け入れ先が見つからなかった。 対応に困った職員2人は、深夜にセンターの車を使って管轄外の名古屋市中村区にある公園に男性を連れて行っきそのまま置き去りにした上で、公衆電話から偽名を名乗って119番通報した。 置き去りにされた男性は、1月20日、衰弱の症状が見られたため入院し、現在も入院中。 大村知事は「福祉や医療、人命に関わることで、ゆゆしき事態だ。家族にはおわびしたい。こうしたことは二度とあってはならず、関係の職員を規則に照らして厳正に処分したい」と話している。 福祉相談センターとは平成20年4月の地方機関見直しにより、生活保護やDVの相談などを行っている福祉事務所と、児童の養護相談などを行っている児童相談所、および障害のある方への相談・手帳等の判定業務などを行っている身体障害者・知的障害者更生相談所を統合した機関です。 PR |
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