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韓国抜きの日米豪で対中包囲網は着々 -日本と米国、オーストラリアの3カ国による対中連携が進んでいる。米豪両政府は8月,米軍の豪州駐留を定めた協定を締結した。この日本も直前に、豪州と潜水艦技術に関する共同研究を進めることで合意している。韓国抜きで、海洋覇権をもくろむ中国に対する包囲網が構築されつつある。 「われわれは米豪防衛関係を強化・深化する協定を締結し、日本との3カ国協力を拡大することでも合意した」 ケリー米国務長官は8月12日、米豪外務・防衛閣僚会合(2プラス2)後の共同記者会見で、こう語った。 会合では、米海兵隊の豪州ローテーション展開を法的に裏付ける協定が締結された。軍拡を続ける中国を牽制するもので、ケリー氏は日米豪連携については強調した。 豪州の対中姿勢は明確だ。昨年9月の総選挙で保守連合が勝利し、アボット政権が誕生した。中国への過度な配慮が目立った前政権とは異なり、豪州は現在、対中強硬姿勢を鮮明にしている。 背景には、豪州の裏庭といえる太平洋諸国に対し、中国が触手を伸ばしていることがある。中国は、パプア・ニューギニアなどで、港湾・空港整備に資金援助を行っており、こうした拠点に中国軍の艦船や航空機が展開すれば、豪州の脅威となりかねない。 日本は、米国との安全保障体制の強化を進めているが、アボット首相の豪州とも蜜月関係にある。 アボット首相が、対中抑止に不可欠な潜水艦技術の供与を求めたのに対し、安倍政権は先月8日、防衛装備品・技術移転協定に署名し、基礎技術の共同研究に応じた。潜水艦技術は「機密の宝庫」(防衛省関係者)と呼ばれ、慎重論も根強かったが、首相自身が判断したとされる。 米国と中国の間をフラフラとさまよう朴政権の“コウモリ外交”は相変わらずで、米国内の保守派からは在韓米軍撤退論まで浮上しているという。米国が構築を急ぐ対中包囲網では、韓国の“仲間外れ”が際立っている。 出典:夕刊フジ(2014年9月9日17時12分) PR |
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