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世界最大級の三峡ダム,決壊の恐れも 中国では6月から続く豪雨で,各地で洪水や土砂崩れの被害が生じている。7月13日現在で死者・行方不明者は141人,被災者3789万人のうち224万人が避難をしている。 6月から7月12日の長江流域の平均降水量は1961年以降で最多と伝え,中国政府によると6月以来,433の川で警戒水位を超え,うち109の川でさらに限界に近い保証水位を超えたという。 長江の流域で大洪水の恐れが強まっている。南東部・江西省にある中国最大の淡水湖・鄱陽湖(はようこ)は7月12日,観測史上最も高い水位を記録した。 大雨と流入する水のため,鄱陽湖水域の面積は5月下旬から7月上旬までに約2000平方キロメートル拡大し(日本の琵琶湖の3倍ほどの面積),過去10年で最大の面積となった。省内では堤防が決壊し,周辺が冠水する被害も出ている。 長江中流域・湖北省宜昌市にある世界最大級の三峡ダムは,12日現在で洪水の警戒水位を6.48m超えている。6月末から放水を始めているが,ダムの下流域で増水が続く上,洪水対策で放水量を抑制しているため,貯水量は増えている。放水すると下流に影響が及び,溜めれば溢れる恐れがある難しい状況にある。 「決壊すれば遠く離れた上海も被害」「6億人が危機に」といった,不安情報が飛び交う。 PR |
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