中国当局は「新型コロナウイルスの感染拡大の封じ込めに取り組み、これが功を奏している」「武漢の状況は好転している」と、しきりに喧伝している。
公安による厳格な監視・管理体制が敷かれる武漢市、そして湖北省の各市、各地区の住民は、自宅待機を強いられている。 武漢市のある地区では、「外出は3日に1度、しかも家族のなかの1人だけが許されている」という。
>>>新型ウイルス、 中国の専門家は4月終息を予想
ロイター / 2020年2月12日 7時36分
感染症研究の第一人者で中国政府の専門家チームを率いる鐘南山氏はロイターのインタビューに応じ、中国国内における新型コロナウイルスの流行は2月にピークを迎え、4月ごろに終息する可能性があると予想。「今月の半ばか下旬にピークを迎える可能性がある。その後はやや横ばいのような状態になり、それから収まるだろう」とし、「4月ごろに終息すると望んでいる」と述べた。
>>サイエンス誌「世界で急増…パンデミックは回避できないかもしれない」
夕刊フジ / 2020年3月4日 17時11分
世界の感染症を分析している英インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターは「新型肺炎報告書」(第6回)で、「現在、中国を除く世界の患者の約3分の2は発見されていない」と報告した。国際的な影響力を持つ科学雑誌2誌、英国の『ネイチャー』と米国の『サイエンス』は2月26日、「新型肺炎が中国以外の世界の地域で急増しており、パンデミック(感染爆発)は回避できないかもしれない」との警告を発した。
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