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【2025/07/13 07:34 】 |
キリン、国内回帰鮮明に 海外事業で苦戦…誤算認める

 大手ビール各社が海外シフトを強める中、キリンホールディングス(HD)が国内事業への回帰に経営の軸足を移した。
 シンガポールの飲料大手フレイザー・アンド・ニーヴ(F&N)との資本関係を解消せざるを得ないような状況に陥るなど、海外事業の苦戦が背景にある。キリンHDの三宅社長は「グローバル経営力の不足は率直に反省しないといけない」と、誤算を認めている。

 国内需要が縮小する中でキリンが総合飲料メーカーの地歩を固めるのは容易ではない。「この3年間はとにかく国内の飲料を集中的にやっていく」。キリンビール社長・磯崎功典氏は、2013年の事業方針説明会でこう強調した。

13年の販売数量計画は主力のビール類が前年比1%減で、清涼飲料が4%増、ワインが10%増。ビールの増販計画を打ち出したアサヒビールなどライバル他社と比べて見劣りは否めないが、磯崎氏は「きっちりと体質を強化していく段階」と説明する。

 12年の実績に対し、15年に増収増益を実現させるのが中期的な目標だ。キリンHDの国内事業のポジションは業界内で下がり続けてきた。ビール類のシェアは06年の37.6%から12年には35.6%に低下し、09年まで3位だった清涼飲料は伊藤園やアサヒ飲料に抜かれて5位に転落。飲料事業の売上高営業利益率は11年に2.6%と落ち込んでいる。

 国内回帰を鮮明にしたキリンHDに勝算はあるのか。かつてビールのブランド別のシェアで約6割を占めた「ラガー」は、12年にサントリー酒類の「ザ・プレミアム・モルツ」に抜かれ、いまや5位に沈む。シェア2位で看板ブランドの一番搾りがキリンHDの経営を左右する構図は当面、大きく変えられそうにない。

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【2013/01/25 12:11 】 | 日本企業の海外展開 | 有り難いご意見(0)
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