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多くの新興国の経済が不調の中で,インド経済は,7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は7.4%と,好調である。
●製造業主体に転換するインド経済インドといえば,英語と数学の能力を背景にしたIT産業が主役というのがかつて様相であった。だが,中国を超える人口規模への成長を背景に,いわゆる「人口ボーナス」の追い風の中で,近年の成長は製造業が主導するかたちに転換している。中間層の成長により家電や自動車市場が拡大しており,そのための生産が拡大し続けているのである。●インド市場と日本企業日本企業は,インド市場でソニーのブラビアが,韓国のサムソン,LGを相手にトップシェア争いを行っている。自動車ではスズキの合弁企業が永年のトップシェアである。11月現在(マークラインズ公開資料)38.3%であり、2位の現代自動車はその半分以下の15.1%。ただし,3位,4位には、現地民族資本のタタ自動車,マヒンドラ・マヒンドラが入っている。 スズキ以外の日本の自動車メーカーは,ホンダ、トヨタがそれぞれ5.1%,3.6%と1桁台でしかない。日産に至っては0.9%である。市場は2ケタで成長しているが,日産以外は伸び悩んでいる。 ●ASEAN経済共同体との連携2015年末にはASEAN経済共同体(AEC)が成立した。インドとAECという2大経済圏の連携のなかに,日本企業がインド市場でさらなる成長を遂げる鍵がありそうである。Economy of India Indian economy PR |
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