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【2025/07/09 07:56 】 |
中国 ラテンアメリカへの投資が増大
中国のラテンアメリカへの投資が増大している。14億の人口を抱える中国に必要な資源の確保と中国製品の販売市場を確保して行くのが、その主な目的である。.

 昨年の中国のラテンアメリカへの融資額は221億ドル(2兆7,400億円)で、世銀と国際開発銀行を合わせた同額200億ドル(2兆6,800億円)を上回る金額である。

 ラテンアメリカにおける中国からの投資や融資に依存度の強い国はブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、エクアドルの4国である。そのうち,昨年中国からの資金の投入が一番多い国はブラジルで、86億ドル(1兆1524億円)だ。次にアルゼンチンが70億ドル(9,380億円)で続く。それに、ベネズエラの57億ドル(7638億円)とエクアドルの8億2,000万ドル(1,099億円)となっている。その後に、チリ、ペルー、コロンビア、メキシコなどが中国資金の受け入れ国のリストに挙げられる


◆問題点
 しかし、問題もある。融資する相手国の開発に中国企業の参加、労働者の派遣、そして中国製の資材を使うこと、などを条件とする場合が往々にしてある。それが現地で労働問題を引き起こし、中国製品で市場が席捲されるという問題を生む事態を招いている。


 中国からは加工品がラテンアメリカ市場に輸出されている。この点で深刻な問題が起きている。
ブラジルとアルゼンチンはメルコスールの加盟国で相互に貿易で互恵関係にあった。ブラジルから資源や加工品をアルゼンチンに輸出していた。また、アルゼンチンからブラジルに同様の商品の流れが存在していた。
 しかし、中国から安価な加工品が輸入されるようになって、両国とも加工品の貿易互恵関係が消滅した。その結果、両国の街中は中国製品に席巻された。
 アルゼンチンにおいては,同国経済紙「イプロフェシオナル」 が、<アルゼンチンの食料品以外の製品において、その77%は中国製。全国に12万人の中国人が15,000のスーパーを経営している>と報じている。

 スペイン紙『ラインフォルマルシオン』 によれば、<2013年にアルゼンチンが中国にブエンノスアイレスで走らす車両を81台を9,000万ドル(1兆2,000万円)で発注したが、地元の企業は猛烈に反対した>という。<「何故、アルゼンチン国内で生産しないのか」と。その理由は生産コストが安いからである。しかも資金面で中国が融通してくれるからだ。この例からも、中国との関係は地元企業の発展には如何なる貢献もしていないということを意味した>と続けている。



Increase investment in China Latin America

China It increases in an investment to Latin America.

Investment to Latin America of China increases
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【2016/01/14 04:03 】 | 南アメリカ | 有り難いご意見(0)
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