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OBビールとハイトビールが二分する韓国ビール市場に、地殻変動が起き始めている。韓国のビール市場は長くOBビールの独擅場だったが、1993年にハイトビール(現ハイト真露)が1位に立った。2009年もハイト真露56%、OBビール41%と大差をつけて独走していた。2010年からOBビールの反撃が始まり,2011年には両社のシェアがほぼ並び、2012年にはOBビールが54%、ハイト真露が43%と約20年ぶりに逆転した。
また,輸入ビールが勢力を伸ばしている。韓国関税庁によれば、今年上半期(1~6月)のビール輸入額は3951万ドル(約39億円)で、前年同期比で21%増となり、この3年間で輸入ビール市場は68%成長した。 ◆ 韓国では、福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染を警戒して日本産食品への抵抗感が強まっている。そんな中,日本産ビールは例外で販売は好調のようだ。人気の理由は「美味しさ」にある。 スーパーだけでなく、コンビニでも,アサヒビールやキリンビールの「一番絞り」などを取り扱っている。 ・アサヒビールは販売を急増させ、2013年に韓国内のビール市場でのシェアが1%に迫る勢いである。 ・キリンビールが大手ビール会社、ハイト真露、サントリーはOBビール、サッポロビールは毎日乳業とそれぞれ提携して韓国でのビール販売を始めた。 日本産ビールの好調な販売に支えられて、韓国市場では輸入ビールのシェアが急上昇している。2012年に4%だった輸入ビールのシェアが、2013年1~3月期には6%近くに上昇している。さらにこのシェアは上昇傾向にある。 (557) PR |
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