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韓国の経済危機が一段と深刻化しているようである。韓国企業は、高付加価値でブランド力のある商品を創造できないという弱みを抱えているが,中付加価値の汎用品の生産大国として、ウォン安の追い風も受けて価格競争力を発揮してた。
それが,ウォン高,北朝鮮の対外強硬姿勢と崩壊リスク,少子高齢化,イノベーション力の欠如などが重なり,苦境なる。 ◆自動車業界 韓国の新車販売市場で、現代自動車や起亜自動車などの国産車が苦戦している。自動車業界では,日本メーカーの海外比率が70~80%に達しているのに対し,現代・起亜グループは、実質30%弱にとどまる。加えて系列部品資材メーカーが少ないことから,日本の部品メーカーにも供給を仰がねばならない現状にある。 韓国の国産車が売れない! 欧州車独走、日本勢も円安効果で伸びる 韓国では2013年1〜9月に約40種のモデルが発売され、9月末時点の自動車登録台数は前年同月比2.2%増の1929万3927台だった。だが,国産車は工場操業日数の減少やストライキなどの原因で、韓国GMと双竜自動車を除いて登録台数が減った。 韓国・聯合ニュース(2013年10月10日付)によると、現代自動車や起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社の2013年1〜9月期の新規登録台数は104万7719台で、前年同期に比べて0.5%減少である。 その一方で、輸入車の売れ行きは好調である。欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)の締結などに伴い価格競争力が高まったほか、30〜40歳代を中心とした所得水準の向上が寄与したことによる。 こうしたことから、7月には単月で過去最高の1万4953台(前年同月比38.9%増)、8月も過去2番目の1万3977台(同32.2%増)を記録。9月は1万2668台と前月からは減らしたが、前年比では4.5%増えた。 韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると, 欧州車が1万131台で全体の80.0%を占め、日本車は1552台(12.3%)、米国車は985台(7.8%)だった。 ◆電子産業 韓国の電子産業の象徴ともいえるにサムスンは、スマートフォンで29%、液晶テレビで28%とトップシェアを持ち,半導体メモリー分野でも圧勝している。だが,ノキアや中国・台湾勢の低価格路線に揺さぶりをかけられ、ウォン高と少子高齢化による国内労務コスト圧力からグローバル競争に立ち行かなくなってきている。LG電子も同じ状況です。 ◆「技術輸入と模倣による産業戦術」の行き詰まり OECDの統計によると、特許など技術輸出額を輸入額で割った「技術貿易収支」で、韓国は0.33と加盟国中最下位に転落。なお,日本は4.60でトップ、米国は1.46である。 (616) PR |
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