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最新版「破綻確率ランキング」 “景気失速”中国悪化、日本はアジアトップ維持-世界各国・地域の国債の安全度を示す「破綻確率ランキング」の最新版(3月末時点)で、日本は,破綻リスクが低い国としてアジアのトップの座を守った。 破綻確率は、国の財政リスクを示す「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)」から算出する。 破綻リスクが高いワースト1位はアルゼンチン,2位はベネズエラ。政情不安のウクライナが3位となり,ロシアの破綻確率も前回の11・2%から14・3%に上昇するなど、地政学的リスクも意識される結果となった。 米金融情報サービスのS&PキャピタルIQによると、日本国債が5年以内にデフォルト(債務不履行)を起こす確率は3月末時点で4・1%と、昨年末の調査(3・3%)からやや上昇、世界74カ国・地域のランキングでは、前回のトップ10から17位に後退した。 S&PキャピタルIQは日本のランクダウンの要因について「財政刺激策が継続している」ことを挙げる。「消費税増税による景気悪化懸念が広がったことも大きい」と指摘する。 中国の破綻確率は前回の7・0%から8・0%に悪化、ランキングも27位から32位にまで下がった。S&PキャピタルIQは「経済成長の減速懸念によるもの」と分析する。 中国は不動産バブルの崩壊や「影の銀行(シャドーバンキング)」問題など金融危機の拡大が警戒されている。実体経済も輸出、輸入ともに減少し、製造業の景況感指数も低迷したままである。 韓国は前回の25位から1ランク上げて24位だった。ただ、韓国経済は中国への依存度が高いことから、中国経済失速の巻き添えとなる恐れもある。 ■破綻リスクが低い国・地域順位 前回 国・地域名 破綻確率 (1) 1 ノルウェー 1.2% (2) 2 スウェーデン 1.5% (3) 7 米国 1.5% (4) 5 ドイツ 2.0% (5) 3 フィンランド 2.1% (6) 6 英国 2.1% (7) 4 デンマーク 2.1% (8) 8 スイス 2.7% (9) 9 オランダ 2.9% (10) 11 オーストリア 3.5% (11) 20 エストニア 3.5% (12) 14 サウジアラビア 3.7% (13) 17 ベルギー 3.8% (14) 15 アブダビ 3.8% (15) 13 ニュージーランド 3.9% (16) 12 オーストラリア 4.0% (17) 10 日本 4.1% (24) 25 韓国 5.4% (32) 27 中国 8.0% 942 PR |
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