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ドイツのメルケル首相が9日から2日間の日程で日本を訪問する。経済のみならず政治・外交でも欧州をけん引するドイツ。6月に独南部エルマウで開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)の議長国を務める。ドイツのメルケル首相は2008年の北海道・洞爺湖サミット以来7年ぶりに日本を訪れる。ウクライナ情勢やギリシャ支援を巡る対応,テロ対策などについて意見交換する見通し。アジア情勢の安定化などに「注文」を付けるかも注目される。 メルケル首相は4年前の東京電力福島第一原子力発電所の事故の際には,従来の方針を一転させ,脱原発路線を決めるなど,世論を見極め柔軟に判断を下す政治姿勢が高く評価され、2年前の議会選挙で与党を圧勝へと導いている。 また、ギリシャへの金融支援やウクライナ問題など、グローバルな課題への対応でも主導的な役割を果たし、いまやヨーロッパで最も影響力のある政治家とされる。 なお,独メディアは安倍政権におおむね厳しい。特に特定秘密保護法導入を「言論の自由の危機」と一斉に批判。「福島(第1原発事故)については、まだ報道できるの?」(フランクフルター・アルゲマイネ紙)などと安倍政権の強硬姿勢に皮肉を浴びせる論調も目立つ。 ◆ドイツのアンゲラ・メルケル首相(60歳)ドイツ第2の都市ハンブルクで生まれ、生後まもなく、牧師だった父親とともに旧東ドイツへ移り住む。物理学を専攻し、博士号を取得。 1989年のベルリンの壁崩壊をきっかけに、旧東ドイツの市民政党のメンバーとなり、その後、当時のコール首相が率いていたキリスト教民主同盟に入党した。1990年、東西ドイツの統一後に行われた議会選挙で初当選を果たすと、36歳の若さで閣僚に抜てきされ、その後も環境相や党幹事長と順調にキャリアを重ねた。 そして2005年に発足した連立政権下で、歴代最年少の51歳にして、ドイツ史上初めてとなる女性の首相に就任した。 1628 PR |
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