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ソロモン諸島,中国に島を賃貸 軍事利用に懸念-米・豪南太平洋の島国ソロモン諸島で、地方政府が開発のために一部の島をまるごと賃貸する契約を中国企業と結んでいたことが明らかになった。中国の軍事利用につながりかねないとして、太平洋諸国とのつながりが深い豪州では警戒感が広がっている。 報道によれば、ソロモンが中国と国交を樹立した翌日の9月22日に契約が結ばれた。首都のあるガダルカナル島の北にあるツラギ島(約2平方キロ)と、その周辺の島々が対象で、交わされた文書はソロモンの中央州の州政府が「経済特区」を開発するために中国の複合企業「中国森田」に賃貸するといった内容という。 ソロモンは9月に台湾と断交し中国と国交を樹立したばかりだ。開発資金を目当てに乗り換えたとの見方が強い。ソロモン、バヌアツはいずれも、米国と豪州を結ぶシーレーン(海上交通路)上に位置する。こうした島しょ国に中国が影響力を及ぼして軍事利用も可能な港や空港を建設すれば、米軍や豪軍の活動が中国に把握されかねない。このように,地政学上の要衝でもあるソロモンでの中国の動きは、豪州に加え、中国と南太平洋で覇権を争う米国で警戒感が広がっている。 ◆中国の目論み「中国は(人工島の造成などで)南シナ海を実効支配した。次は東南アジアや太平洋島しょ国に影響力を拡大し、こうした国々を米国から引き離そうとするだろう」。PR |
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