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日産自動車は12日、2020年3月期の連結純利益が前期比66%減の1100億円になる見通しと発表した。従来予想を600億円下回り、10年3月期以来、10年ぶりの低水準となる。営業利益は前期比53%減の1500億円と、従来予想から800億円引き下げた。業績の前提となる為替レートは1ドル=107円とこれまでより3円、円高に見直した。ドル円以外の新興国通貨も弱含み、為替で利益が800億円減る。
同日発表の19年4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比10%減の5兆30億円、純利益が73%減の653億円だった。未定だった19年4~9月期末の1株配当は前年同期に比べ18円50銭低い10円にすると発表した。年間配当は40円の計画を取り下げ未定とした。 主力の北米など世界で販売が振るわないほか、円高で海外事業の利益が減少する。
カルロス・ゴーン元会長の時代には米国で販売奨励金を積んで台数を伸ばし、18年3月期には純利益を過去最高の7468億円まで高めた。だが,米市場の拡大が止まると全世界での固定費の重さが露呈し、利益が急減している。 PR |
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