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中国の習近平・国家主席。その権力は決して盤石ではなという。 習近平と江沢民の全面戦争,仁義なき師弟対決の勃発を指摘する声もある。 中国の労働節(メーデー)連休明けの5月4日、上海市の党・政府合同幹部大会で新たな市の規定が公布された。規定は、〈上海市の指導幹部の配偶者と子女、および子女の配偶者の商業活動を管理することについて、上海市がさらに一歩規範を加えることに関する意見〉という極めて長い名前で、簡単にいえば、「上海市幹部のファミリービジネス厳禁」とするものである。 上海は江沢民の牙城である。習近平の狙いは、ずばり江沢民ファミリーを摘発し、いまだに隠然たる影響力を持つ江沢民を黙らせることにある。 習近平・国家主席は2012年11月、中国共産党の最高指導者に就任した第一声で、「トラもハエも叩く」と宣言し、大幹部だろうがヒラだろうが汚職や腐敗は許さないと強調した。その後の2年あまりで党や政府、企業などを含め25万人以上の幹部が摘発された。 山西省では逮捕者が多すぎて300近くもの幹部ポストが空席になっているし、北京市郊外の高級幹部専用の秦城監獄は定員を超え、拡張工事に追われている。 全国的に厳しい腐敗取り締まりが続くなか、上海市だけで「幹部のファミリービジネス厳禁」が定められるのは奇妙というほかはない。腐敗一掃を掲げるならば、上海だけでなく全国一律で禁止するのが自然だ。 PR |
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