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ブラジルのことし7月から9月までのGDP=国内総生産は、自動車に対する減税などで個人消費が堅調だったことから、前の3か月と比べプラス0.6%で、2四半期続けて伸び率が拡大しました。
ブラジル政府が11月30日発表したことし7月から9月までのGDP=国内総生産の伸び率は、前の3か月と比べプラス0.6%で、伸び率は2四半期続けて拡大しました。また、去年の同じ時期と比べてもプラス0.9%で、伸び率は回復傾向です。
これは、GDPのおよそ6割を占める個人消費が、自動車や家電製品などに対する減税の効果で、プラス0.9%と堅調だったことや、ヨーロッパの信用不安を背景に落ち込んでいた輸出が通貨・レアル安が進み、プラス0.2%に転じたことなどによるものです。一方で、輸入がマイナス6.5%と落ち込んだほか、企業の設備投資もマイナス2%と低迷し、さらに高い伸び率を見込んでいた市場の予想は下回りました。
ブラジル経済の回復傾向は、主に個人消費が下支えしていますが、自動車などに対する減税は年内に終わる予定で、年明け以降は、サッカーのワールドカップやオリンピックの開催を控えて、今後、本格化する見込みの公共投資が鍵を握るとみられています。
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