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10月11日、日本航空のエアバス機購入決定は、ボーイングにとって痛手だが、米国の製造業にとっては,新たなビジネス機会ををもたらす可能性もある。三菱重工業、川崎重工業、富士重工業など,現在日本企業が担っている機体製造分野の米国回帰が期待できるからである。
ボーイングはここ50年、翼や胴体部分の製造を他企業に委託する傾向を強めてきた。ボーイング機の生産には多くの日本企業が関係しており、このため、日本の航空会社はボーイング機を購入し続けてきた。日本の製造業がボーイング機製造に携わり続ける限り、日本市場ではボーイングがエアバスを押さえて圧倒的地位を保つ。 ところが、JALは今月7日、エアバス機の導入を発表した。大型機ボーイング777型機の更新にあたり、エアバスのA350型機を選定したのだ。契約額は95億ドル。発表を受け、業界関係者からは、ボーイングが今後日本企業への製造委託を減らし、委託先を本国米国を含む他国にシフトさせるのではとの声が出ている。 (605) PR |
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