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【釜山は博多の22倍】コンテナ取扱量,日本上位7港合わせても届かず
アジア各国の港は、北米や欧州などと直接結ぶ大型コンテナ船の国際基幹航路の誘致合戦を繰り広げている。寄港地になれば、背後の消費地にとって荷物の積み下ろしの日程やコストも読める。逆に寄港地でいったん下ろした荷物を中、小型船に積み直し、輸送されてくる港になれば、日数やコストもかかる。基幹航路の寄港地になるかは、背後の消費地の発展に大きな影響を及ぼす。 そこで,アジア各国は国策で絞った港に集中投資して、ハード面では岸壁やクレーン整備、ソフト面では岸壁使用料や荷役費用の大幅な引き下げなどをして、誘致してきている。 ◆釜山新港 国際基幹航路が集まる釜山新港で貨物を仕分けして、日本の地方港に直接配送すれば、阪神や京浜港で仕分けして輸送するより物流コストを15%削減できる という。さらに付加価値をつけるため、物流団地に倉庫を建て、集荷した家具などの部品を倉庫内で組み立てて輸送している。同団地への日本企業の進出が相次いでいる。昨年9月までに海外企業74社が進出したが、うち32社が日本企業だった。 ■世界主要港コンテナ取扱量(2014年)順位 港 取扱量 前年比 (1)上海 3529万 4・97% (2)シンガポール3387万 3・96% (3)深セン 2396万 2・92% (4)香港 2227万▲0・37% (5)寧波 1945万 12・10% (6)釜山 1868万 12・10% (7)広州 1660万 8・43% (8)青島 1658万 6・83% (9)ドバイ 1525万 12・13% (10)天津新港 1405万 8・08% ※取扱量はTEU、▲はマイナス 上海国際海運研究センターまとめ ■日本主要港コンテナ取扱量(2013年)順位 港 取扱量 前年比 2010年8月に国際コンテナ戦略港湾として阪神港(神戸、大阪港)と京浜港(東京、川崎、横浜港)を選定。集中投資することになったが、世界主要港との差を埋める気配はまだない。 PR |
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中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が来年設立される。この銀行の参加国は,ASEAN10カ国のほか、韓国などの計16カ国。南シナ海の領有権をめぐり中国と対立するフィリピンも参加する。
アジア各国のインフラ整備を支援するAIIB設立構想は昨年10月、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が東南アジアを歴訪した際に表明した。同じくインフラ整備に融資する日本主導のアジア開発銀行(ADB)に対抗するためとみられている。 アジアの主要国である日本やインドは外されている。日本とインド両国を加えないことで、経済分野で中国が影響力を強めるねらいがある。 ◆ASEAN(東南アジア諸国連合)とは ミャンマー,ラオス,タイ,カンボジア,ベトナム,マレーシア,ブルネイ,シンガポール フィリッピン,インドネシア 東南アジア10か国から成るASEAN(東南アジア諸国連合)は,1967年の「バンコク宣言」によって設立された。原加盟国はタイ,インドネシア,シンガポール,フィリピン,マレーシアの5か国で,1984年にブルネイが加盟後,加盟国が順次増加し,現在は10か国で構成されている。地域協力としてのASEANは,過去10年間に高い経済成長を見せており,今後,世界の「開かれた成長センター」となる潜在力が,世界各国から注目されている。 |
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太平洋戦争で戦地となった東南アジアの国々では多くの人がはみな日本に対して好感をもっている。
◆台湾 韓国と同じく日本の統治を経験しながら、台湾の人たちが大の親日家が多い。李登輝元総統は、教育の普及やインフラ整備など、日本が台湾の近代化を推し進めてくれたと謝意を表明している。 ◆インド インドではインド国民軍が日本軍と共にインパール作戦を戦い、それが後のインド独立の布石になった。日本の敗戦後、インド国民軍はイギリス軍に対する反逆者として取り扱われ、インパール作戦に参加した将校3人を反逆罪として極刑に処そうとした。 これに怒ったインド民衆が蜂起して大暴動に発展。とうとうイギリスはインドに統治権を返還し、インドは1947年8月15日に独立を勝ち取った。だから彼らには“日本のおかげで独立できた”という思いが強い。 ◆インドネシア インドネシアでは、日本が統治中に郷土防衛義勇軍(PETA)を組織して、現地の青年に日本式の軍事訓練を施した。戦後、日本に追い出されていたオランダが再びインドネシアを侵略した際に、中心になって戦ったのがこのPETAだった。戦後も現地に残っていた日本人も、インドネシアの独立を守るために共に戦ったことはいまも知られる。 ◆パラオ 戦前、日本が委任統治していたパラオでは,米軍の上陸前に島民を退避させ、自らは玉砕の道を選んだ日本兵は地元住民にとってまさに英雄。島にある南洋神社には日本とパラオの祖先神と大東亜戦争の戦死者が合祀されている。 「日本が社会インフラを整備したため、『デンワ』『ベンジョ』などの日本語が今も使われている。 ◆バングラデシュ バングラデシュでは、独立を最初に支持し、貧困にあえぐ状況下で、最も多額の援助をしたのが日本であることから、親日の度合いも極めて高い。現地では学校でも日本について教えられていて、小学生は「広島、長崎の被爆から復興し、世界で一番経済成長した国」と学んでいる。 ◆ マレーシアやタイ、フィリピンなど、他のASEAN諸国も、長年にわたる日本からのODAや技術移転もあって,親日的。 ミャンマー国軍の歌は日本の軍艦マーチである。 出所: 週刊ポスト2013年10月25日号 『日本が戦ってくれて感謝しています』著者で軍事ジャーナリストの井上和彦氏の言。 (598) |
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みずほコーポレート銀行とみずほ銀行は28日、国際協力銀行(JBIC)との間で、みずほコーポ銀の子会社が運営を予定しているASEAN地域の現地企業(日系合弁企業を含む)を投資対象とするプライベートエクイティファンド(通称「Mizuho ASEAN PE Fund」)との連携で,中小企業の海外事業展開を支援する。
同ファンドは、ASEAN地域における現地企業への出資を通じ、中堅・中小企業の同地域への進出を支援することを目指している。具体的には、日本企業が現地企業に出資する際に同ファンドからも共同出資し、共同出資パートナーとして現地企業の運営サポートを行うことや、日系企業の投資先となり得る現地企業に同ファンドが投資し、日系企業と現地企業とのアライアンス構築を促進することを想定している。 同ファンドの投資先企業に対し、みずほコーポ銀・みずほ銀が事業活動支援や中小企業との連携促進を行うとともに、JBICとの間で融資提供の可能性に関する情報交換を行うこと等を取り決めている。 |
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東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)は地域の経済統合に向けた政策提言をまとめた。東アジア首脳会議が交渉開始を宣言した自由貿易協定(FTA)では「関税撤廃を95%まで深めるべきだ」と提言。アジア各国に高い水準の貿易自由化を求めた。
シンガポールやタイなど、東南アジア諸国連合(ASEAN)で所得水準が高い6カ国はすでに域内でのモノの貿易にかかる関税を実質ゼロにしており、発展途上にあるミャンマーなど4カ国でも関税引き下げは順調だと分析した。空港や港で事務手続きを簡素化する試みも進んでおり、一連の政策が貿易と投資の拡大につながっていると評価した。
ASEAN先進6カ国が他国と結んでいるFTAでの貿易自由化率は平均95%といい、来年から16カ国で交渉が始まる東アジア地域包括的経済連携(RCEP)では、この数値が自由化に向け目指すべき目標という。
*「日本が結ぶFTAでの自由化率は9割前後と低い。」
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