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小渕優子経産相(40)の資金管理団体『未来産業研究会』において,支持者向けの観劇会費用を負担していた疑惑や,親族企業から多額の物品を購入していた問題が明るみに出た。
後援会などが開催した「観劇会」を巡っては政治資金収支報告書での収支の食い違いが一番の問題となっている。「観劇会」は「小渕優子後援会」など群馬県にある2つの政治団体が、毎年、東京の劇場で開催しているが,2009年から2011年までの3年間では参加者から集めた会費による収入が合わせておよそ740万円だったのに対して、支出は5080万円に上り、支出が収入を4300万円余り上回り、収支が大きく食い違っている。 また2012年に開かれた観劇会については、これらの政治団体の収支報告書に収入、支出とも記載がなかった。さらに「小渕優子後援会」が開いた東京ドームでの野球観戦でも、2011年までの3年間で参加者から集めたとみられる収入に比べて支出がおよそ160万円上回っている。 親族企業は,小渕氏の実姉、暁子氏の夫が経営する紳士・婦人雑貨販売会社「コンセプション」(東京)である。この会社へ小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の政治資金収支報告書によると、2009~2012年の4年間に「品代」「書籍代」名目で計380万円余りが支出されている。その内訳は,小渕大臣の姉がデザインしたネクタイやハンカチの購入代金だという。 「小渕大臣は一連の疑惑について,いずれもお世話になった人への贈答品などで,政治活動の支出であり私的なものではなく,<公私混同ではない>と釈明している。 だが,元をたどれば『未来産業研究会』の政治資金は、2000年5月に急逝した故・小渕恵三元首相のカネが原資になっている。小渕元首相の資金管理団体が解散時に保有していた約1億6000万円のうち、約1億2000万円が関連政治団体を経由して娘の資金管理団体に『寄付』されたという。(政治ジャーナリスト) これは,まさに約1億2000万円という巨額な遺産を,無税で相続したことにほかならない。そのカネが身内にバラまかれていたという構図である。これが事実ならば,「公私混同」でなく何というのか。 「未来産業研究会」は,ほかにも「事務所費」名目でベビー用品や化粧品などを購入していたと報じられている。デザイナーズブランド、銀座の百貨店や宝飾店、婦人靴、バッグ、紳士服売り場などへの領収書も残っており,その記載金額は2008年から2012年までの5年間で1000万円を超えるという。この他に,地元・群馬県の農家からは特産のネギなどを買っていた。 1424 PR |
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