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ベトナムの若者は,手先が器用で勤労意欲も高こともあって,日本企業の工場がたくさん進出している。ベトナムは、日本車のシェアが7割を超える親日国家である。日本の自動車や発電所、鉄道などの輸出先としても有望である。 中国とベトナムの対立激化は、日本経済にプラスの面とマイナスの面がある。 ◆プラス面。 中国とベトナムの関係が悪化するほど、日本とベトナムの政治的・経済的関係は深まる可能性がある。 ベトナムは手先が器用で勤労意欲の高い若者が多く、日本企業の工場がたくさん進出sじている。日本の自動車や発電所、鉄道などの輸出先としても有望である。そのベトナムと政治・経済関係が一段と深まるのは日本にとってメリットが大きい。 日本製品は、世界中で安価な中国製品と競争を強いられている。価格の安さが重視される新興国向けでは、日本は軒並み苦戦している。ところが、中国との関係がよくないベトナムやインドでは、日本企業は、中国製品とほとんど競争する必要がない。 ベトナムは、日本車のシェアが7割を超える親日国家である。日本企業が、長年にわたってベトナムで努力した成果であるが、すぐ隣の中国との関係がよくないこともベトナムを日本との関係強化に傾注させる要因にはなっている。 ◆マイナス面 中国とベトナムの関係悪化が、日本企業に及ぼすマイナス面としては,中国とベトナムは、政治的に対立していても、経済的なつながりは皆無にはならない。現にベトナムの輸出の10%以上は中国向けである。したがって、中国・ベトナムの関係悪化は、中国だけでなくベトナムにもダメージを与える。それは、ベトナムに進出している日本企業にとってもマイナスになる。 日本企業は今日、世界中で中国企業とさまざまな形で競争および協業をしている。そのため中国とベトナムの関係悪化は、単純に日本にとってプラスとばかりはいえなくなっている。 ベトナム国内で中国系の工場が操業停止におちいれば、そこから部品を調達する日本企業のベトナム工場も、生産を減らさざるを得なくなる。 PR |
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