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大手ビール各社が海外シフトを強める中、キリンホールディングス(HD)が国内事業への回帰に経営の軸足を移した。 国内需要が縮小する中でキリンが総合飲料メーカーの地歩を固めるのは容易ではない。「この3年間はとにかく国内の飲料を集中的にやっていく」。キリンビール社長・磯崎功典氏は、2013年の事業方針説明会でこう強調した。 13年の販売数量計画は主力のビール類が前年比1%減で、清涼飲料が4%増、ワインが10%増。ビールの増販計画を打ち出したアサヒビールなどライバル他社と比べて見劣りは否めないが、磯崎氏は「きっちりと体質を強化していく段階」と説明する。 12年の実績に対し、15年に増収増益を実現させるのが中期的な目標だ。キリンHDの国内事業のポジションは業界内で下がり続けてきた。ビール類のシェアは06年の37.6%から12年には35.6%に低下し、09年まで3位だった清涼飲料は伊藤園やアサヒ飲料に抜かれて5位に転落。飲料事業の売上高営業利益率は11年に2.6%と落ち込んでいる。 国内回帰を鮮明にしたキリンHDに勝算はあるのか。かつてビールのブランド別のシェアで約6割を占めた「ラガー」は、12年にサントリー酒類の「ザ・プレミアム・モルツ」に抜かれ、いまや5位に沈む。シェア2位で看板ブランドの一番搾りがキリンHDの経営を左右する構図は当面、大きく変えられそうにない。 PR |
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三菱商事は、鉄鉱石などを売買する金属資源トレーディング事業の本社機能をシンガポールに移管する。中国やインドをはじめとする世界市場を視野に、シンガポールを事業戦略立案の中心とする。 |
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リコー、複写機のタイ生産を拡大 リコーは13日、世界生産の5割が中国に集中している現状を見直し、タイでの生産を拡大する方針を明らかにした。2ケタ成長が続くインドなど新興国でのプリンター、複合機の販売増加分をタイ工場増強で賄う。3年後を目榛に、タイの生産比率を現状の数%程度から2割程度に高め、中国比率を4割以下に下げる。 |
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富士ゼロックスは2012年12月,ミャンマーに駐在員事務所を開設した。日本人駐在員を派遣し、複写機やプリンター市場の調査に乗り出す。 |
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国内造船業を取り巻く環境は厳しく、各社が採算悪化を食い止めるための施策を強化している。JFEホールディングスとIHIは傘下の造船子会社が1月に合併し、合併後3年で100億円のコストを圧縮する。三菱重工業は、インドの機械大手に造船技術を供与。今後、数年内に資本参加することで海外展開の強化を狙う。 |
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